創作民俗舞踊


連獅子

振付者:柴田京

 

出演者

目方潤(3) 義煎怜央実(3)


作品紹介

 水に映れる面影を見るより子獅子は勇み立ち 翼なければ 飛び上がり 数丈の岩を難なくも駆け上がりたる勢いは 目覚ましくも また勇まし」

歌舞伎や日本舞踊で今も踊り継がれている「連獅子」を創

作舞踊化致しました。
『Performing Body 2016』でしか観られない豪快で且つ迫

力のある「連獅子」をどうぞお楽しみください。


作品への意気込み

特設サイトをご覧頂きありがとうございます。

卒業プロジェクト舞踊公演「Performing Body 2016」で「連獅子」を振り付けさせて頂きました、創作民俗舞踊 小山正ゼミ4年柴田京です。

今回作品を出すにあたり、ご指導・ご協力して下さった先生やプロダクションメンバーに心から感謝致します。

私は幼い頃から日本舞踊を習ってきましたが、入学し更に小山正先生・青山典幸先生の日本舞踊に魅せられ、自分が今までやってきた事をここでもっと極めたいと考え、今日まで学んで参りました。

私が創作致しました「連獅子」は、獅子が我が子を谷底へ突き落とし、自力で登ってきた強い子獅子だけを育てる、という伝説を元に舞踊化したものですが、これは人の人生も同じであると私は思います。

子獅子が上を目掛けて自分の力で谷を登る様に、人は苦難にぶち当たった時、目標がある限り自分の力で成長していく。そして子獅子が必死で駆け上がっていく姿を親獅子が見ている様に、努力して成長していく姿は必ず誰かの目に止まる。

努力する事は決して簡単ではないけれど、目標を持ち、それを達成した時の気持ち良さ。これらを気付かせてくれた大学4年間の集大成を詰め込んだ、私だけの「連獅子」を是非観に来て下さい。


天地

振付者:佐々木桃子

 

出演者

幸田那由多(4) 田中媛子(4) 宮脇真耶(4)

安藤彩音(3) 岡村優里(3)

高橋真央香(3) 深松舞(3)

石野佳奈子(2) 大関鷹(2)

小川芽依(2) 葛西秋桜花(2) 

上脇友紀(2) 下田果(2)

長田毬花(2) 新山綾結美(2)

三上沙織(2) 村田愛(2)

米澤滴(2) 米村美那(2)


作品紹介

 

早く離れたいと思っていた生まれ育った宮崎県。しかし、 離れて気づいた、自分にとってどれだけ大切で大きなもの だったのか。そのため今回、卒業プロジェクトの題材とし て宮崎県の伝統芸能、高千穂夜神楽を選びました。 須佐男命の悪行にお怒りになった天照大御神は天岩戸に 隠れてしまいます。世の中から光が消え嘆き悲しむ村人た ち。古事記に伝わるものにオリジナリティを加えた「天と地、 融合の物語」を舞踊化しました。私が今まで経験してきた 様々な舞踊を組み合わせひと味違った創作民俗舞踊です。 

作品への意気込み

特設サイトをご覧頂きありがとうございます。「天地」を創作させて頂きました、佐々木桃子です。

今回私は創作するにあたり、宮崎県の伝統芸能高千穂夜神楽にインスピレーションを受けました。

天孫降臨の地として伝わる宮崎県高千穂町。

そこで誕生したのが高千穂夜神楽。

全部で三十三番から成る夜神楽の中から最も有名な天岩戸開きを取り上げ、作品を創作しました。

須佐男命の悪行にお怒りになった天照大御神は天岩戸に隠れてしまいます。世の中から光が消え、嘆き悲しむ村人たち。

一体どのようにして世の中に光が戻ってきたのか…。

古事記に伝わるものにオリジナリティを加えた「天と地、融合の物語」。

私が今まで経験してきた様々な舞踊を組み合わせ創作した創作民俗舞踊を是非ご覧ください。

 


仙台すずめ踊り

振付者:幸田那由多

 

出演者

大城若菜(4) 柴田京(4)

高野萌(4) 林安奈(4)

安藤彩音(3) 大谷晏未(3) 岡村優里(3)

岸川佳世(3) 長澤香歩(3) 西田美紅(3)

河野あすか(2) 富永華帆(2)

原田智恵里(2)三上沙織(2) 村田愛(2)

 


作品紹介

民俗芸能である宮城県仙台市のすずめ踊りを創作しました。 すずめ踊りは祝いの席で踊られたとされ、元々は酔っ払い の踊りで、自由踊りが多いことが特徴です。その中で扇を 2 枚使って踊るものを『仙台すずめ踊り』と言い、2 色の 扇が舞う華やかさと現地で感じた祭りの熱き想いを表現し ます。

作品への意気込み

当サイトをご覧いただきありがとうございます。

「仙台すずめ踊り」の振付・構成をしました。幸田那由多です。

 

  私はこの大学で初めて日本舞踊を学び、民俗舞踊を学びました。入学前はクラシックバレエ、ジャズダンスなど洋舞を中心に踊っていて、自分がここまで日本の踊りに魅せられるとは思っていませんでした。

  この作品は玉川大学で4年間学んで感じたもの、やりたかったことをたくさん詰め込んだ作品です。限られた時間の中で作品を完成させることができたのは、感覚のままに表現する私を理解し応えててくれたダンサーをはじめ、ご指導してくださった小山正先生、支えてくれた友人、4年間この大学に通わせてくれた両親のおかげです。

 

Performing Body 2016』4年間の集大成、ぜひご覧ください!!!